2.CPUクーラーの取り付け

<< 1.CPUの取り付け | 3.メモリの取り付け >>

次にCPUクーラーの取り付けを行います。

※今回はCPUを購入すると付属する「リテールクーラー」を取り付けます。市販のCPUクーラーやAMD製のCPUのCPUクーラーは取り付け方が大きく異なります。

CPUクーラーの取り付けの写真1 CPUクーラーの取り付けの写真2

まずCPUクーラーを用意します。CPUクーラーの裏面には「グリス」と呼ばれるものが塗られています。グリスは,CPUとCPUクーラーが接触する面にできる空気の隙間を埋め,CPUクーラーの冷却効率を上げるものです。グリスはCPUを冷却する上で必要不可欠なものです。絶対に拭き取らないでください。ふき取ってしまった場合は,市販のグリスを購入して塗り直す必要があります。また,グリスにごみが付着していないかどうかも確認してください

CPUクーラーの取り付けの写真3

今回はこのようにごみが付着していました。この場合は,ピンセットなどを使って慎重にごみを取り除いてください

CPUクーラーの取り付けの写真4

CPUクーラーには4つのプッシュピンがあり,それぞれ矢印がついています。その矢印がCPUクーラーの無い方向を向いていることを確認してください。CPUクーラーのある方向を向いている場合は,手で回して直してください

CPUクーラーの取り付けの写真5

写真のように,CPUクーラーの4つの白いピンをマザーボードのCPUソケットの周りにある4つの穴に差し込みます。このときCPUクーラーはどの向きで差し込んでもかまいません。自分はなんとなくIntelの文字が読める向きに差し込みました(ぇ しっかりと4つのピンが穴に差し込めたかどうか確認してください。

CPUクーラーの取り付けの写真6

差し込んだらCPUクーラーの4つのプッシュピンを押しますが,このときCPUのグリスを均一にのばすために対角線上のピンを同時に押すようにします(写真でいうと①同士,②同士を同時に押します)。しっかり押してロックされると,「カチッ」という音がします。4つのピンすべてを「カチッ」と音がするまでしっかり押してください

CPUクーラーの取り付けの写真7

しっかり押したら,マザーボードの裏面を確認します。写真のように,白いピンと黒いピンがほぼ同じ長さで突き出ていればOKです。4つのピンすべてがこの状態になるようにしてください

CPUクーラーの取り付けの写真8 CPUクーラーの取り付けの写真9

CPUクーラーにはファンの電源を供給するコードがついています。このコードは初期状態では1枚目写真のようにファンの周りに巻きつけられていますが,この状態だとファンの回転時にコードがファンに当たり,CPUの冷却効率が低下したり,コードが断線したりすることがあります。そのため2枚目写真のようにコードはファンの外側に出しておいてください

CPUクーラーの取り付けの写真10 CPUクーラーの取り付けの写真11 CPUクーラーの取り付けの写真12

CPUクーラーの電源コードをマザーボードに差し込みます。マニュアルを使用するなどして「CPU_FAN」と書かれているところを探してください。その近くに電源コネクタがついています。CPUクーラーとマザーボードの電源コネクタにはそれぞれ出っ張りがついているので,間違った向きで差せないようになっています正しい向きで奥までしっかり差し込んでください

なお,マザーボードには他にも「SYS_FAN」などのファンのコネクタがついています。その場所に差した場合,CPUファンは回りますがCPUファンの回転数を検知できないため起動時にエラーが出ます。注意してください。

CPUクーラーの取り付けの写真13

これでCPUクーラーの取り付けは完了です。

<< 1.CPUの取り付け | 3.メモリの取り付け >>