9.BIOSの確認・設定

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いよいよ組みあがったPCに電源を入れ,BIOSの確認・設定を行います。

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TV(ディスプレイ)の電源を入れます。TVの場合は入力切替ボタンなどを押し,接続したHDMIケーブルの入力番号に切り替えておきます(今回は「入力1」)。

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それでは,いよいよケースの電源ボタンを押し,PCの電源を入れます

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電源を入れた後数秒すると,1枚目写真のようなBIOSの起動画面が表示されます(表示される画面はマザーボードによって異なります)。さらにその後,英語のメッセージが表示されます。なお,このとき画面に何も表示されなかったり,PCが再起動を繰り返したりする場合は,よくあるトラブルと対処法をご覧ください

Reboot and Select proper Boot device or Insert Boot Media in selected Boot device and press a key」翻訳すると「再起動して適当な起動装置を選択するか,選択した起動装置に起動ディスクを挿入してキーを押してください」という意味になります。まだSSD(HDD)にOSをインストールしていないため,この画面が表示されるのが正常です。BIOSが正常に起動することが確認できたので,ケースの電源ボタンを押していったん電源を切ります

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この後再び電源を入れてBIOSの設定画面に移動しますが,移動するためにはBIOSの起動画面が表示されているときに指定されたキーを押す必要があります。その指定されたキーはマザーボードのマニュアルに記載されているため,マニュアルを確認します。今回のマザーボードではキーボードの「Delete」キーを押すことでBIOSの設定画面に移動できるようです。なお,最近のマザーボードのほとんどは「Delete」キーを押すことでBIOSの設定画面に移動できるようになっています。

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先ほど確認した指定されたキーに指を置いていつでも押せる状態にし,ケースの電源ボタンを押してPCの電源を入れます。BIOSの起動画面(1枚目写真)が表示されたら,すぐに指定されたキーを連打します。キーが認識されると,2枚目写真のようなBIOSの設定画面が表示されます(表示される画面はマザーボードによって異なります)。キーが認識されずまた英語のメッセージが表示された場合は,もう一度やり直してください

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ここから先の画面や操作はマザーボードによって異なるため,使用しているマザーボードのマニュアルを見ながら操作してください。また,最近のBIOSはキーボードだけでなくマウスでも操作できますが,ここではキーボードで操作する場合を説明しています。

まずCPUの温度を確認します。BIOSの起動画面の下のほうに「CPU Temperature」という項目があり,そこにCPUの温度が表示されています。この温度が20℃台~40℃台であることを確認してください。50℃以上の場合は,CPUクーラーがうまく取り付けられていない可能性があります。その場合は,CPUクーラーの取り付け直しを行ってください

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次に操作しやすくするためBIOSの言語を日本語に変更します。1枚目写真のようなBIOSの設定画面が表示されていると思いますので,キーボードの「→」を押して「System Information」へ移動します。「System Language」が選択されていることを確認して,「Enter」を押します。すると,言語の設定ウインドウが開きますので,「↓」キーを押して「日本語」を選択し,「Enter」を押します。これで日本語表示になります。

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次にCPUとメモリが正しく認識されているか確認します。先ほどの「システム」(「System Information」)を表示した状態でキーボードの「←」を押して「M.I.T.」へ移動します。「M.I.T.」の画面で,「M.I.T. 電流ステータス」が選択されていることを確認して,「Enter」を押します。すると,CPUとメモリについての情報が表示されます。

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画面上のほうに認識されているCPUの名前が表示されています(1枚目写真)。これが自分で取り付けたCPUの名前と一致しているか確認してください(今回はIntel Pentium G3420)。また,画面下のほうに認識されているメモリの容量(単位MB)が表示されています(2枚目写真)。これが自分で取り付けたメモリの容量と一致しているか確認してください(今回は8GB×2で合計16GB)。もし実際に取り付けた各パーツと表示が異なっている場合は,パーツがうまく取り付いていないか,パーツが不良のものである可能性があります。その場合は,各パーツの取り付け直しを行ってみてください。直らない場合は,販売店に相談してみてください。

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次に現在の日付と時刻を設定します。外国製のマザーボードの場合,外国の標準時に合わせて日付と時刻が設定されるため,日本の時刻と誤差がある場合があります。今回のマザーボードは台湾製なので,日本と1時間時刻がすれていました。正しく設定し直します。先ほどの「M.I.T.」を表示した状態でキーボードの「→」を押して「システム」へ移動します。「システムの日付」「システム時間」という設定項目があります。「↓」キーを押してそれぞれの項目を選択し,「PageUp」「PageDown」キーで設定します。「PageUp」「PageDown」キーはキーボードの2枚目写真のところにあります。なお,例えば時刻の設定で「分」や「秒」を設定変更したい場合は,「Enter」を押すと白い文字(数字)の部分が右へ移動し,「分」や「秒」の設定変更ができるようになります。

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次にドライブが正常に認識されているか確認します。先ほどの「システム」を表示した状態でキーボードの「→」を押して「BIOSの機能」へ移動します。「BIOSの機能」の画面の上に「起動オプションのプロパティ」という設定項目があります。「起動オプション #1」が選択されていることを確認し,「Enter」を押します。すると,認識されているドライブの名前が表示されます(2枚目写真)。これが自分で取り付けたドライブ(SSD・HDD・光学ドライブなど)の名前と一致しているか確認してください(今回はSSDと光学ドライブ)。もし実際に取り付けたドライブの名前と表示が異なっていたり,一部のドライブが表示されていなかったりする場合は,ドライブのケーブルがうまく接続できていないか,ドライブが不良のものである可能性があります。その場合は,ドライブのケーブルの差し直しを行ってみてください。直らない場合は,販売店に相談してみてください。

同時にドライブの起動順序の設定も行います。PCを起動したとき,BIOSはドライブの起動オプションの番号(「#1」「#2」など)の小さいほうから順にドライブを読み込んで,起動できるものがあるかどうかを調べていきます。後でOSのインストールを行う際,光学ドライブにインストールディスクを入れてインストールを行うため,光学ドライブを最優先(最初)に読み込むように設定しておきます。先ほど表示した2枚目写真のような設定ウインドウで,光学ドライブの名前が表示されているもの(今回は「ATAPI iHBS312 2」)を選び,「Enter」を押します。これで光学ドライブを最初に読み込むように設定できました。

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一通りの確認と設定が終了したので,設定を保存してBIOSを終了します。先ほどの「BIOSの機能」を表示した状態でキーボードの「→」を押して「保存して終了」へ移動します。「保存して設定終了」が選択されていることを確認し,「Enter」を押します。すると確認ウインドウが表示されますので,「はい」が選択されていることを確認し,「Enter」を押します。これで設定が保存され,PCが再起動します。

これでBIOSの確認・設定は完了です。

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