LED電球の故障についてメーカーに問い合わせました

前回,LED電球が故障したことを書きましたが,2月5日にこのことについてHITACHIのサイトからメールで問い合わせました。

リビングにて使用していた日立製のLED電球 LDA7D-G/60Eが,定格寿命(40000時間)より極めて短い約10950時間で点灯しなくなりました。
不良品に当たってしまったのでしょうか?
詳細は以下の通りとなります。
・照明器具:コイズミ照明製シャンデリア(調光機能なし)
・LED電球の製品型番:LDA7D-G/60E
・使用開始日:2016年2月1日
・1日あたりの点灯時間:約8~10時間
・点灯しなくなった日:2019年1月26日
・推定総点灯時間:約10950時間(1日10時間点灯して3年もったとして計算)
・使用環境温度:10℃~35℃の範囲内
・症状:
今年に入ったあたりから(正確な時期は不明です)明るさが暗くなり,ちらつきも発生するようになりました。
明るさは見た目での判断になりますがおよそ40W型相当の明るさになっていたと思われます。発光部をよく見ると一部のLEDが点灯していないように見えました。
ちらつくときは初めは長い間隔で明るさが上下し,次第に間隔が短くなって最後に暗い状態で落ち着く,という状況でした。
そして今年1月26日に全く点灯しなくなりました。スイッチをしばらくONにしていると放熱部が温かくなるので,通電はしているようです。
パッケージに表記されていた注意事項などには従って使用していたはずなので,不良品だったのではないかと考えています。
不点灯になった原因の調査をお願いしたいので,もし可能であれば,点灯しなくなった個体をそちらへお送りしたいと思います。
なお,同一型番のLED電球をもう1つ同じ場所で2016年11月13日から使用していますが,こちらは現在も問題なく点灯しています。

HITACHIのお客様サポートページにメールでの問い合わせフォームがあったので,2月5日の16時過ぎにメールを送りました。ここで公開するのはちょっと恥ずかしいですが送った文章はこの通り(原文ママ)になります(ぇ

そして翌日(6日)の午前9時過ぎには回答が届きました。LED電球の不具合が考えられるとのことですぐに代替品を送っていただき,さらにその翌日(7日)の朝には代替品が届きました。今回の故障でHITACHIには少し残念に思っていましたが,故障したLED電球をこちらが送る前に代替品を届けてくれて,この迅速な対応に好感が持てました。今後も価格が安ければHITACHIのLED電球を購入していきたいと思います。

1枚目画像

届いた箱には代替品・お詫びの文書・不点灯品返送用の着払い伝票と緩衝材が入っていました(個人情報の部分は隠してあります)。

2枚目画像

故障したLDA7D-G/60Eは既に生産が終了しているとのことで,代替品としてLDA7D-G/S/60Fが送られてきました。

LDA7D-G/60Eと比較すると,LDA7D-G/S/60Fは消費電力の低下(7.0W→6.8W)による発光効率の向上(115.7lm/W→119.1lm/W),光の広がり具合の向上(広配光→全方向)など様々な面で性能が上がっており,条件を満たせば新たに断熱材施工器具や屋外用器具でも使用可能になっているようです。

3枚目画像

故障したLED電球(左)と新しいLED電球(右)。左がHITACHI LED電球 LDA7D-G/60Eで,右がHITACHI LED電球 LDA7D-G/S/60F。

LDA7D-G/60Eは明日あたりにHITACHIへ返送したいと思います。故障した原因の調査結果がこちらに届くかどうかはわかりませんが,今後の更なる品質向上に役立ててもらえれば嬉しいところです。追記:2月8日にヤマト運輸の宅急便センターでLDA7D-G/60Eの発送手続きをしました。

4枚目画像

前回暫定的に取り替えたOHMのLDA4N-G AG5をさらに取り替えました。無事点きました!OHMのLED電球は今後他で使える場面が出てくるかもしれないのでまた保管しておきます。

実は上の送った文章の最後にも書かれているようにLDA7D-G/60Eをもう1つ2016年11月13日から使用(詳細は浴室の電球形蛍光灯が切れましたを参照)しており,現在も正常に点灯するのですが,こちらにはぜひ今回のような故障は起こしてほしくないものです。

5枚目画像

代替品として送られてきたLDA7D-G/S/60F(写真左端)は全方向タイプなので,広配光タイプのLDA7D-G/60E(写真右端)に比べると光がより広がっています。