門灯の蛍光灯が切れました

2019年10月29日,門灯の蛍光灯が暗くなり,ちらついていることに気づきました。

その日のうちに新しい蛍光灯をインターネットで注文し,翌日(10月30日)に取り替えました。

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取り替える前の写真です。NationalのCTL12101B(HH5230/HW6870)という門灯を使っています(カバーがかなり汚れています)。実はこれまでも何度か門灯の蛍光灯の交換はしてきたのですが,門灯は屋外にあり,写真を撮ると周りの様子が写ってしまうので不定期日記の記事にはしていませんでした。ですがなるべく写らないようにうまく撮り,もし写ってしまっても編集で隠せばいいだろうということで記事を書くことにしました。よって,今回の記事の写真には一部モザイク処理を入れている箇所がありますがご了承ください。

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蛍光灯の端が黒くなっているうえ,端から数cmの部分が帯状に変色する「エンドバンド」という現象も発生しています。

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スイッチには負荷がONの時に赤く点灯する「オンピカスイッチ」を使用していますが,「玄関」のスイッチと比べると光が弱くなっているのがわかります。

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器具のカバーを外します。このようなネジが反対側と合わせて10本あるので,ドライバーで回して外します。これまでの何度かの交換で中央の大きなネジの穴が潰れてきていて回しにくくなってしまっています(ぇ

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カバーが外れました。

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今回切れたのはNEC ライフルックHGX FL10EX-N-Xでした。2017年8月ごろに取り替えた記憶があり,1日に少なくとも10時間くらい点灯して約2年2ヶ月もったので総点灯時間は約7,900時間となり,定格寿命の6,000時間より長くもったようです。ちなみにこれより前はTOSHIBAのメロウZ FL10EX-N-Zでしたがこちらは定格寿命が同じ6,000時間でも2014年4月~2017年8月の3年4か月(約12,200時間)もったので,TOSHIBAのは当たり品だったと言えるかもしれません。さらにその前はPanasonicのパルック FL10ECWを使っていたと思いますがこれ以上は覚えていません(ぇ

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この器具はスタータ形の蛍光灯(FL10)を使用するにもかかわらず点灯管がありません。中がどうなっているか気になったので反射板も外してみました。端子台や安定器,50Hz/60Hz切り替えスイッチなどが見えます。

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銘板を見ると「電子スタート式」と表記されているので,電子点灯管に相当する部品が器具に内蔵されているようです。また,左側に「010202」とあることから,2001年2月2日に製造されたと思われます。

写真を撮った後に気づいたのですが,写真下の端子台に繋がっている銅線に緑青が発生しています。湿気で表面が酸化したのかもしれません。使用開始から18年以上経過しているのでやはりだいぶ劣化が進んでいるようです。次に切れたときは器具ごとLEDに交換したいと思います。追記:約5年後に新しいLED器具を入手したので器具ごと交換しました。詳細は門灯の蛍光灯器具をLED器具に交換しましたをご覧ください。

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これが電子点灯管に相当する部品だと思われます。「001005C」とあることから2000年10月5日製造のようです。

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新しい蛍光灯についてですが,10形の蛍光灯をいろいろと調べてみたところ,定格寿命がこれまでより少し長い7,000時間であり,紫外線約75%カットで虫の寄り付きを抑えることができるHITACHIのきらりUVプレミアム FL10ENK-PLが良さそうだったのでこれを購入することにしました。近くの家電量販店に在庫がなかったのでインターネットで注文し,その翌日には届きました。価格は250円くらいととても安いです。送料は無料でしたが,小さな商品1つだけでも送料無料にしてしまって大丈夫なのかと少し心配になります(ぇ

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ここ数年に製造された蛍光灯にはこのようにHgマークがついています。2017年8月16日に発効された水銀に関する水俣条約などを踏まえ,蛍光灯が水銀使用製品であることを表示することになったようです(参考ページ)。

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取り替えました。無事点きました!夕方に作業を始めたので周りが暗くなってきました。

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カバーの汚れをある程度落とし,器具に取り付けて交換完了です。

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オンピカスイッチの点灯も明るくなりました。