最初にCPUの取り付けを行います。
まずCPUを用意します。CPUは透明なカバーに入っています。
次にマザーボードを用意します。箱を開けて中に入っているものをすべて取り出し,箱を閉めます。
マザーボードを袋から取り出します。1枚目写真のように,マザーボードの裏面にははんだ付けの突起がたくさん付いています。硬い机の上で作業するとマザーボードや机を傷つける原因になるため,2枚目写真のように箱の上にマザーボードの入っていた袋を乗せ,さらにその上にマザーボードを乗せて作業します。
CPUソケットの右にあるレバーを少し下に押しながら右にずらした後,上に引き上げてロックを解除します。1枚目写真の矢印のように動かします。
CPUをカバーから取り出します。カバーの左下に指を掛けてカバーを開けます。この時に勢い余ってCPUを落とさないように十分注意しましょう。また,CPUの裏面にはびっしりとピンが並んでいます(今回のCPUのソケットは「Socket AM4」で,ピンが1331本あります)。このピンは折れやすいので,絶対に触らないでください。CPUを持つときは,ピンを触らないようにCPUの縁を持つようにします。また,接触不良を防ぐため,エアダスターなどを使ってCPUの裏面やソケットに空気を吹きかけてゴミを飛ばしておくと安心です。
CPUをよく見ると(かなり小さいですが)左下に「◣」のマークがあります。また,マザーボードのソケットにも同じように左下に「◣」のマークがあります。このマークの位置を合わせてCPUをソケットに乗せます。位置が合うと,CPUがソケットにスポッと嵌ります。
CPUを乗せたら,1枚目写真のようにレバーを下ろしてソケットの突起に引っ掛けるように左にずらし,CPUをロックします。
これでCPUの取り付けは完了です。