次に電源の取り付けを行います。
まず電源を用意します。今回使用する電源(Antec NeoECO Gold NE550G)では,外箱を包んでいるフィルムに7年保証のシールが貼られていました。このフィルムをそのまま捨ててしまうと7年保証が受けられなくなってしまうので,捨てないように注意します。
電源にはファンが付いています。このファンを上に向けるか下に向けるかで2通りの取り付け方がありますが,どちらに(あるいは両方に)対応しているかはケースによって異なるので,使用するケースを確認します。
今回使用しているケース(Cooler Master CM 690 Ⅱ Plus rev2)は電源をケースの下部に設置するタイプで,ファンは上向きと下向きの両方に対応しています。今回のように電源をケースの下部に設置するタイプの場合,ファンを下に向けて取り付けることで電源がケースの外の冷えた空気を直接取り込み,電源を効率よく冷却できるので,下向きに取り付けることが多いです。その場合,埃が入りやすくなるというデメリットがありますが,今回のケースは電源用のフィルターが付属しているので,これを事前に取り付けておきます。
ファンを下に向けて電源をケースの背面部分に合わせて置きます。ケースの背面を見ると電源の4つのネジ穴が見えるので,これをインチネジで固定します。インチネジはケースまたは電源に付属しています。
これで電源の取り付けは完了です。